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2階にある在来浴室の床補修について
2018/05/01
今回、北九州市門司区のS様邸の浴室床に『バスナフローレ』(浴室専用床シート)の施工依頼があり、施工当日現場へ直行。事前の電話打ち合わせで床寸法を聞き、タイルが数枚剥がれているということでいつもの1日施工だなと事前調査はしていませんでした。ところが・・・10枚程で一応タイルの浮き特有の乾いた音が無くなったのですが、念の為ハンマーを使用してスクレパーを差し込み叩いていくとどんどん剥がれていくのと同時に水がでてきました。水が溜まっていた原因は2階に浴室を設置するにあたり防水処理がしっかりとされていたため、水の逃げ場が無くなって割れたタイルの隙間をぬって浸透していたのです。床面積は約4㎡とかなり広く、どこまで剥がれていくのか作業を続けていったところ約1㎡で止まりました。通常1日で工事完了となりますが、今回は剥がれた部分のモルタル補修をした後にシート施工をするのでお客様には状況と今後の施工手順を詳しく説明させて頂き承諾を受けました。タイルを剥がした部分はモルタル補修を行いました。目地を含む凹凸調整を下地専用材(クイックレベラー)で行いました。
『バスナフローレ』の利点はタイルに比べて滑りにくい、柔らかいので直接膝をついても痛くない、冬特有のタイルの冷たさが和らぐ(タイルに比べて+4℃)などです。
さらに、シートで覆われているので排水周りとコーナーのシーリングをしっかりと処理すれば、タイルのように目地で割れたりして水が下に廻るといったリスクを回避できます。